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45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 12:15:29.03 ID:To5EBaNcO
第二話「ちょっとした思い違い」


50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 12:22:09.03 ID:To5EBaNcO
 ケーキをあらかた胃の中に片付け、内藤が持ってきた酒を二人でちびちびと飲んでいた。
 時刻はもうすぐ明日になる時間。こりゃ二日酔いも辞さないぜと覚悟を決めた。

(*^ω^)「ドクオーまだ寝なくていいのかおー」

(*'A`)「際どいところー」

(*^ω^)「明日は仕事じゃないのかおー?」

(*'A`)「休むからいいよー」

(*^ω^)「悪いやつだおー」

(*'A`)「黙れフリーター」

(*^ω^)「ブヒヒww」

 内藤と馬鹿みたいに笑いながら、つまみでも作るかと立ち上がる。しかし俺は元々酒にあまり強くないわけで。

(*'A`)「うぎゃあ」

 ふらりと転んでしまった。


89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 13:50:42.04 ID:To5EBaNcO
 膝を強打した。ちきしょう痛い。

(;^ω^)「だ、大丈夫かお?」

 慌てて内藤が抱えて起こしてくれる。

( ;A;)「うえーいてえーしぬー」

(;^ω^)「死なないおー。そんくらいじゃ死なないおー」

( ;A;)「でもいてえよー」

(;^ω^)「酒入るとドクオは泣き上戸になるの忘れてたお……」

 内藤は俺の背中に手を回し、赤子をあやすよいにぽんぽんと叩いた。

( ^ω^)「痛いの痛いのとんでけおー」

( ;A;)「……飛ぶか馬鹿」

(*^ω^)「飛ぶお、飛ぶお」

( 'A`)「……」



103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 14:10:24.38 ID:To5EBaNcO
 不思議とだんだん痛みは消えていって、そのうちに俺と内藤のこの体勢の恥ずかしさの方が増していった。
 つうか男同士なのにこんなの痛いだろう。しかも今日はクリスマスだぜ。女いないから男へってか、おめでてーな。

(*^ω^)「ドクオあったかいお」

(*'A`)「……お前もなー」

(*^ω^)「……」

(*'A`)「いい加減離せよ」

(*^ω^)「やだお」

(*'A`)「……きめえ」

 時計を見るとクリスマス終了まであと十秒。
 うわ、こいつと抱き合ったまま次の日を迎えるなんてカオスすぎやしないだろうか。

( ^ω^)「ドクオ」

 真剣な声とともに強く抱きしめられた。
 酔っ払っているのだろうか。だとしたら落ち着きすぎやしないか。
 だが――

107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 14:12:49.16 ID:To5EBaNcO
( 'A`)「ちょ、離せって」

 おいクリスマス終わっちゃうじゃないか。このまま終わったら、なんだか一生忘れられない気がする。
 いかんいかん、だめだそんなの。

 だって今頃ジョルジュはミカちゃんとよろしくやっているんだ。なのに俺はこんな――

( ^ω^)「ドクオ、聞いてくれお」

 内藤の真剣な声に、思わず抵抗するのをやめてしまった。

( 'A`)「ないと…」

 三。

 二。

 一。

 ああ――変わっちゃったよ。




119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 14:33:00.50 ID:To5EBaNcO
 カチカチと時計の音がする。深夜番組で無駄にはしゃいでいるアイドルの笑い声がする。
 それ以外はなにも音がしない。静かな時間。そして張り詰めたような緊張感。

 内藤が、呟くように言った。

( ^ω^)「ドクオ、好きだお」

 心なしか声が震えているようなのは気のせいなのだろうか。

( 'A`)「……なんだそれ。今更だろ」

 友達なんだからという言葉は内藤の表情のせいで飲みこまざるを得なかった。

( ^ω^)「ドクオが思ってているのとはだいぶ違うお。僕は最低な人間なんだお」

( 'A`)「内藤…?」

 肩がゆっくりと押され、ぺたんと背中が床に付いた。

( ^ω^)「ごめんお……」


248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 19:44:40.24 ID:To5EBaNcO



(;'A`)「おい、内藤……」

 これは、これはいわゆる馬乗りというやつじゃないだろうか。馬乗りというのは男が女を襲うときに主に使われる体勢なのではないだろうか。
 だとしたら、まずい。

( ^ω^)「……キス、していいかお?」

( 'A`)「は、はあっ?」

( ^ω^)「キスだけじゃないお、もっともっとするお」

(;'A`)「お前、酔っ払っいすぎなん、だぞ」

 内藤と相反して俺の酔いは急激に冷めていった。


456 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/24(土) 11:28:24.87 ID:0uPRDOxrO



( 'A`)「な、内藤……」

 いつもの内藤は、俺が知っている内藤は、こんな悪い冗談は言わなかったはずだ。言ったとしてもすぐに笑って謝ってくれた。
 なのに…なのに今回は……。
 冗談じゃないって、ことなのだろうか。

( ^ω^)「僕がどうしてドクオに会うためにここまで来たか分かるかお?」

 内藤に見下ろされたまま、俺はしばし悩む。

( 'A`)「……分からん」

 俺がそう答えると内藤は悲しげに目を伏せた。

( ´ω`)「だお。分かるはずも、ないんだお……」


457 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/24(土) 11:29:02.16 ID:0uPRDOxrO
 内藤の力が弱まる。その隙にこの状態をなんとかしようと俺は渾身の力で内藤を蹴り上げた。

( ゚ω゚)「うぐっ」

 床を転がり、内藤は腹を押さえてうめく。

(;^ω^)「い、いだいおー」

(;'A`)「あ、だ、大丈夫か!?」

 今のはもっと手加減すべきだったのかもしれない。
 慌てて駆け寄ると、内藤はうめいたまま俺の手首を掴んだ。

( ^ω^)「ドクオのそういう馬鹿なとこ、僕、好きだお」

(;'A`)「お、おま! 騙したのか!」

 再び暗転。今度は床にうつぶせにされ、両手を束ねられてしまった。


458 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/24(土) 11:29:46.41 ID:0uPRDOxrO
 内藤がパーカーのポケットからなにやら細長い紐を取り出しているのを横目で確認した。どうしようもないくらい嫌な予感がする。

(;'A`)「おい、まさかそれで」

( ^ω^)「たぶんドクオの考えと一致してるお。ドクオが意外に力あることを忘れなくて良かったお」

(;'A`)「ひいぃ…」

 ころんと仰向けにされ、抵抗虚しく両手首を頭上で固く結ばれる。
 勘弁してくれと内藤を見上げれば、驚くくらい冷たい微笑がそこにあった。

( ^ω^)「許してなんて、言わないお」

( 'A`)「ど、いう、……んっ」

 くちびるとくちびるが少しの時間だけ重なる。キスされた――その衝撃よりもさっきの言葉が気になってしょうがなかった。
 内藤は俺が抵抗しないとふんだのか、まるでリップクリームを塗るかのように俺のくちびるを濡らしていく。


514 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/24(土) 19:33:38.65 ID:0uPRDOxrO


(;'A`)「ひぃ、い」

 気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い!
 だめだだめだ。このままじゃ俺の大事なものがいろいろと内藤に奪われてしまう。

(;'A`)「なあ、勘弁してくれよ、な? 俺たち親友じゃないか………」

( ^ω^)「だめだお」

 俺の頼みをあっさりと却下しやがった内藤は、くちびるから離れ俺の鎖骨辺りにちゅっと口づけた。
 強く吸われればあっというまにキスマークの出来上がりって……笑えねえ。

 シャツのボタンをひとつひとつ慎重にはずされていく。その度に俺の貧弱な肌が露になり、内藤の嫌な薄笑いも深くなっていった。
 身を捩って抵抗を試みたが両手を縛られ足は内藤に乗られ動けない今、ほんの些細なものにしかならない。

( ^ω^)「乳首」

 爪で軽く弾かれたあと、執拗にしごかれる。

(;'A`)「……」

( ^ω^)「感じないかお?」



517 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/24(土) 19:39:01.50 ID:0uPRDOxrO
( 'A`)「か、感じるわけないだろ!」

 未開発に決まっているじゃないか。当たり前だ。

( ^ω^)「そうかお。でも安心するお。これからきっと好きになるお」

( 'A`)「ぃ、」

 驚くべきことに内藤は屈むとぺちゃぺちゃと乳首を舌でいじり始めた。
 何とも表現しがたいくすぐったさに思わず笑いだしそうになる。

(*^ω^)「ちょっと立ってきたかお?」

(;'A`)「安心しろ、生理反応だ」

 しばらく舐められること数分。
 俺はどうにかして助けを求めようと、脱ぎ捨てられた上着はどこか探す。そこのポケットには携帯が入っているはずだからだ。
 そこでふと、気づく。


520 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/24(土) 19:43:19.07 ID:0uPRDOxrO
 助けを求められる友達なんて、いないのだ。
 心を覆う絶望感。
 そうさ。この街に来てから社交辞令で増えて行ったアドレスだけはあるが、助けを求めて来てくれるやつなんて一人もいない。
 いるとしたら――

( ;A;)「内藤だけ、じゃないか」

( ^ω^)「……ドクオ?」

 そうさ。
 俺が心底信頼出来るやつは地元だろうが上京しようが内藤だけだったのだ。
 俺会いたさにここまで来てくれた。俺が助けを求めれば、すっとんで来てくれるだろう。
 なのに、なのにどうして。

( ;A;)「なんなんだよ、これは」

 俺はたった一人の『友達』も失おうとしている。


525 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/24(土) 19:51:43.24 ID:0uPRDOxrO
 悲しすぎるじゃないか。俺がなにをしたというんだろう。
 いやきっと、なにかしてしまったんだ。
 じゃなかったら、じゃなかったら内藤はこんなことをするはずがない。

( ;A;)「う、ううう…う」

(;^ω^)「ドクオ……」

 目元に溜まった涙を舐められる。慰めて……いるのだろうか。

(;^ω^)「泣かないで欲しい、なんて元凶の僕が言うことじゃないおね……」

( ;A;)「俺、なん、かしたか……?」

( ^ω^)「……」

( ;A;)「言えないって、ことは……やっぱなんかしたんだな」

 内藤は答えないままジーンズのベルトに手をかけて、脱いでいく。
 高校時代陸上部で鍛えられた脚はまだ健在のようだ。

 俺のスラックスもゆっくりと脱がされていき、互いに下半身は下着と靴下のみとなる。これから行われることが、より生々しく感じられた。


532 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/24(土) 20:05:51.11 ID:0uPRDOxrO
( ^ω^)「ドクオ……」

 気持ちとは裏腹にトランクス越しに俺のペニスははっきりと主張している。
 恥ずかしい、死んでしまいたい。

 トランクスを脱がされ、それは両足首のいさめとなった。
 蛍光灯のもとに晒される俺のそこ。内藤は興味深げにそこをいじりだす。

( ;A;)「…、い、ん」

 身体は正直じゃないか……フヒヒ…、なんてエロ漫画でよく使われる台詞だ。だがこれは、まさにそれという。

( ^ω^)「細いお」

 亀頭を指で強く刺激され、腰が跳ね上がるような快感に襲われる。
 人に触られるというのはこんなに気持ちがいいものなのか。

( ;A;)「……っ」

 上下にしごかれればあっという間に湧き出る射精感との戦いだ。

( ;A;)「…う、うぅ……」

( ^ω^)「出してもいいんだお、ドクオ」

( ;A;)「誰が出すか…あほ……」


536 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/24(土) 20:17:27.95 ID:0uPRDOxrO
 口ではそういいつつも脳内で谷亮子のコラ画像を想像したりと激動に攻防戦を繰り返していた。
 だが、やはり、限界はあるもので。

 決壊。

( 'A`)「ぅ、ぎゃあ」

 勢いよく飛び出た白い粘液が腹にかかる。どうやら少量のようで、昨日抜いといて良かったと安心する。

( ^ω^)「初めてみたおードクオの精液ー」

( ;A;)「あっ、当たり前だ!」

 あああーもう出しちゃったよ。終わりだよ。
 友達の俺にさかる内藤も内藤だが、まんまといっちゃった俺も俺だ。
 なんという……なんという……。
 もう友達……終わりじゃないか。

( ;A;)「……もう、いいだろう。どけよ」



540 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/24(土) 20:25:05.80 ID:0uPRDOxrO
( ^ω^)「なに言ってんだお」

 トランクスを完全に引き抜かれ、脚が自由になる。

( 'A`)「……い?」

 そのまま股に割り込むように内藤が入ると、ペニスの少し下に位置する器官……つまりは俺のアナルに何かを塗り込めはじめた。

( ;A;)「い、い、い?」

 冷たい液体は体温で温められ、不快感は消える。だが塗られていくたびにヒリヒリと……まるで疼くような不思議な感覚になっていった。

( ^ω^)「ローションだお。ちょっと変態になる成分いりだお」

 変態はお前一人で十分だ、と返す余裕もなく俺の*は刺激を求めてひくつきはじめた。掻きむしりたい。今すぐ手をほどいて掻きむしってやりたい。


546 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/24(土) 20:39:42.25 ID:0uPRDOxrO
(*'A`)「あ、う……う」

 拷問のようだった。
 掻きたいのに掻けない。我慢出来ないくらいそこはひくひくと疼いていく。

(*;A;)「はっ、う、……うー」

(*^ω^)「なんか、ドクオの顔が色っぽいお」

(*;A;)「ああ?」

 そんな感想よりこれをどうにかしてほしい。ああ、だがそんなことをしたら本当に元に戻れなくなってしまう。

( ^ω^)「苦しいかお、ドクオ」

( ;A;)「……」

( ^ω^)「苦しいって言えお」

( ;A;)「……苦しい」

( ^ω^)「よく言えた、だお」

 くちびるを塞がれ、舌が触れる。無意識に応えれば内藤が嬉しそうに目を細めた。


548 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/24(土) 20:42:45.98 ID:0uPRDOxrO
( ^ω^)「ドクオ、入れるお――」

 熱いものが宛がわれる。
 ずくずくと侵入してきものの質量の大きさに、俺は我を忘れて喘いだ。

( 'A`)「ぃっ――あっ――あああ――」

 喘いで、喘いで、喘いだ。
 何もかも忘れて――




第二話 完

→第三話

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