( ´_ゝ`)鍋パーティーのようです(´<_` )
- 397 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
:2007/12/17(月) 19:51:23.69 ID:oykvH7KmO
- ハイン参上!
- 429 名前: ◆RlTQEud5f.
:2007/12/17(月) 20:32:05.44 ID:6SEpuciR0
- >>397 ハイン参上!
(´<_` )ノ
ぴんぽーん
というチャイムの音で目が覚めた。
ピンポンピンポンピンポンポン(ry、という今時小学生でもやらないインターホンの連打に
俺は落ちてくる瞼をこすりながら時計を掴んだ。
なんだ、まだ朝の6時じゃないか。
誰だよこんな朝早くに…。隣のベッドを見ると兄者はまだ寝ている。この様子じゃ家族もまだ
寝てるんだろうな。
仕方ない、訪問者が母者の怒りに触れないうちに出るとするか
ぴんぽんぴんぽんぴんぽんぴんぽ
(´<_` )「はいはい、今出ますっての」
だが、ドアノブに手をかけた時、めりめりと嫌な音がした。
危険を察知して身を避けると、次の瞬間大きな破壊音と共に我が家のドアは壊されぶっ飛んだ。
(´<_`;)「な……っ!」
鈍い音を立てて近くに転がるドアを、俺は映画でも見ているような気分で眺めていた。
いや、眺めてる場合じゃねえ!!
- 433 名前: ◆RlTQEud5f.
:2007/12/17(月) 20:42:47.61 ID:6SEpuciR0
- ていうか誰だ!?
顔を上げた先に立っていたのは俺の知らない女だった。
赤茶色の髪を風に漂わせ、真っ黒のスーツを着こなして堂々と立っている。
彼女は俺を一目見ると剣呑な眼差しで胸倉を掴んできた
从#゚∀从「……遅い!」
(´<_`;)「え?」
从#゚∀从「兄者てめ遅いんだよ!アタシが呼んだら5秒で来いっつったろうがよ!」
(´<_`;)「いだだだだだだだ!」
痛い痛い!こんな細い体のどこにそんな力隠し持っているんだ、というくらい強い力
で俺の体を掴み宙へとあげてくる
マジはんぱねえ、この女!つーか誰!
从 ゚∀从「このハイン様を待たせるたぁいい度胸だぜっ!今日はお前アタシの奴隷決定な!」
(´<_`;)「いやいやいや、その前に俺兄者じゃないんで…っ!」
从 ゚∀从「あん?」
すると女は俺に顔を寄せすっと半眼にして睨んでくる。じっと5秒くらい見つめた後
納得するように頷いて、掴んでいた手を離した。
重力に従って地面に落ちた俺は、咳き込みながらも思いっきり酸素を吸い込んだ。
- 436 名前: ◆RlTQEud5f.
:2007/12/17(月) 20:51:07.33 ID:6SEpuciR0
- 从 ゚∀从「ああ…お前弟者の方か」
(´<_` )「え?」
意外にも女の方は俺を知っていたらしい。
誰だよ、こんなインパクト強い奴一度会ったら忘れないと思うんだが
从 ゚∀从「メガネ外してたから間違えちまった。失敗失敗」
そういってポケットからメガネを取り出し、装着する。
从
σ∀σ从「いや、アタシ高校んとき兄者と同じクラスだったんだよ。ハインってんだけど…覚えてない?
まぁあいつ不登校だったから仕方ないか」
確かに365日中行ってるのは数えるほどだったが…
それにしても兄者、女の知り合いがいたとは正直驚きだぞ。
(´<_` )「それで、何の用ですかね」
从 σ∀σ从「んー、ま、ちょっとな」
ニマァ、と何か企んでるような怪しい笑みを浮かべると、ハインはお邪魔しますよ、と言って
俺の部屋に入っていった。
怖かったので一緒については行かなかったが、その後兄者の悲鳴を聞いてから行かなくてよかった、と心底思った。
あのとき部屋で何があったのかは、俺の知る由ではない。
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