119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 14:33:00.50 ID:To5EBaNcO
 カチカチと時計の音がする。深夜番組で無駄にはしゃいでいるアイドルの笑い声がする。
 それ以外はなにも音がしない。静かな時間。そして張り詰めたような緊張感。

 内藤が、呟くように言った。

( ^ω^)「ドクオ、好きだお」

 心なしか声が震えているようなのは気のせいなのだろうか。

( 'A`)「……なんだそれ。今更だろ」

 友達なんだからという言葉は内藤の表情のせいで飲みこまざるを得なかった。

( ^ω^)「ドクオが思ってているのとはだいぶ違うお。僕は最低な人間なんだお」

( 'A`)「内藤…?」

 肩がゆっくりと押され、ぺたんと背中が床に付いた。

( ^ω^)「ごめんお……」
――――――――ここから別ID――――――――
263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 20:42:56.49 ID:bvsv0bgV0
内藤に無理やり押さえつけられた俺は、抵抗を試みる。
しかし、元々の体格差と酒のせいか、振りほどくことができない。

(;'A`)「な、内藤、落ち着けって、な?」

唯一抵抗のできる口で訴えかける。
内藤は俺の上で無言でそれを見つめている。
その目は、切なげだった。

一瞬、内藤の顔が近づいた気がした。
それに驚き、目を瞑る。

唇に、何かが触れた。

完全に混乱している。この感触は一体なんなのか。
それは俺のかさついた唇を、吸い、貪り、犯していく。
思い切って、目を開ける。

親友の顔が今までにない程の近い位置にあった。
そこで初めて、自分が何をされているのか理解した。

内藤に、キスをされている。

俺は必死に身をよじらせ抵抗をしようとする。
しかし、手も、足も、唯一開いていた口でさえも塞がれた今、
それは無情にも、無力に終わった。


268 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 21:11:50.18 ID:bvsv0bgV0
段々と内藤の呼吸が荒くなっていく。
俺は必死に首を左右に振り逃れようとする。
その抵抗は、なんとか通用したらしい。

しかし、唇を諦めた内藤は今度は首筋に舌を這わせた。
全身が、ゾクリとする。

(;'A`)「や、やめろってマジで!」

首を振ることはできても、四肢は相変わらず押さえられている。
俺の声は、内藤には届いていない。

痩せている俺の浮き出た鎖骨に口付ける。
生温い感触。

(;'A`)「くすぐってぇよ! な、なぁ? もういいだろ?」

冗談だと思いたい。俺達は男同士だ。

( ^ω^)「僕は最低の人間なんだお…」

俺の鎖骨に顔を埋めたまま、内藤が口を開く。

( ^ω^)「だから…ドクオを、犯すんだお」

そして、内藤は俺の服を引き裂いた。


292 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 22:05:21.97 ID:bvsv0bgV0
一瞬、呆然としてしまった。
目の前にいるのは、内藤…親友の、内藤。
その内藤が、俺の服を引き裂いて、見下ろしている。

突然のことで、抵抗することも忘れてしまっていた。
俺は馬乗りになっている内藤を、ただただ見つめることしかできなかった。
蛇に睨まれた、蛙。

(;'A`)「お…犯すってお前…まじでどうしちゃったんだよ?」

なんとか声を振り絞り、問いかける。

返事は、ない。

内藤が座っている俺の腹の下辺りが、やけに熱かった。

(;'A`)「も、もう寝ようぜ! 頭ひやs──」

言いかけた俺の口を、内藤がまた唇で塞いだ。
両手を頭の上で交差させ、片手で固定される。
その間も、俺の口内に内藤の舌が艶かしく音を立てて掻き混ぜる。

幾度目かの、抵抗。しかしそれは、通じない。

必死に抗う視界の隅で、内藤の空いた方の手が、俺の胸元に伸びていくのが見えた。



298 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 22:23:24.82 ID:bvsv0bgV0
触れた先は、俺の痩せた胸板の頂点。
小さな乳輪を、指先でなぞる。
くすぐったい。全身に鳥肌が立っているのを感じる。

(;'A`)「おまっ…んぐっ…くすぐった…」

内藤の荒々しくうねる舌が、俺にしゃべることを許さない。
そいて、指先が頂に触れた。
瞬間、体に電気が走ったような感覚が突き抜ける。

尚も内藤の指は、俺の乳首を責め立てる。
神経がそこに集中していくのがわかる。
自分でもわかる程に、そこは…

( ^ω^)「ドクオ なんだかんだ言って硬くなってるお」

そう、硬くなっていた。
認めたくない、事実。だが自分でもわかる程に…どうしようもない。

内藤に触られ、犯され、体がそれに反応していた。

(;'A`)「う、うるせー! いい加減やめないと怒るぞ!」

そんな俺の叫びを無視して、内藤はまた俺を強く押さえつけた。


310 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 22:58:14.60 ID:bvsv0bgV0
( ^ω^)「ドクオ…」

俺の名前を呟き、今度は顔を胸元へともっていく。
そして、胸の頂に舌を這わせた。
ピリピリとした感覚が、全身を駆け巡る。

片方は手で、片方は舌で、俺は乳首を責め立てられた。
勿論その間も、抵抗はしている。
しかしなぜか、体の力は抜けていくばかりだった。

部屋に響く、抵抗し疲れた俺の呼吸の音と、
内藤の、俺を貪る音。

('A`)「やめろ…やめてくれよ…」

必死に懇願するも、内藤はそれを受け付けない。
気持ち悪い、やめてくれ、心からそう思っている。

なのになぜか、体の一点が熱くなっている。
それを否定したかった。気のせいだと、思いたかった。

( ^ω^)「ドクオ、僕のお尻に何かが当たってるお?」

内藤によって、それははっきりと認識させられてしまった。


320 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 23:20:22.34 ID:bvsv0bgV0
(;'A`)「ななななにいってんだ! やめろよもう!」

内藤の言葉で、俺は完全に気が動転してしまった。
そんな俺を見て静かに笑った内藤は、胸に置いてあった手を俺の下半身へと伸ばした。

そしてゆっくりと、スラックスの上から、俺自身に手を置いた。
初めて他人に触られた。しかも相手は男だ。
頭はパニック状態になり、体が震え出した。

( ^ω^)「やっぱり、硬くなってるお 感じたのかお?」

そう言いながら、内藤は子猫を撫でるようにゆっくりと膨らみを撫でる。
他人に触れられ、初めて知る、感覚。
これが女の子だったらどんなによかったことか。
しかし、現実に目の前にいるのは、内藤。

(;'A`)「やめろぉぉ! 頼む! それ以上は…!」

そんな俺を見て、内藤は普段の癖顔の笑顔のままで、
俺のスラックスのチャックを、ゆっくりと下ろしていった。

336 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/24(土) 00:00:24.77 ID:EYUsGGmL0
>>320続き

( ^ω^)「僕に任せればいいお」

(;'A`)「頼む…やめてくれ…」

俺の願いも空しく、内藤は手を進める。
確実に、俺自身に近づいて行くのがわかる。

そして、トランクスの隙間に手をいれた。
そしてついに内藤の手が、俺自信に触れた。
体が強張り、一瞬体が震える。

( ^ω^)「ドクオの、熱いお」

そう言いながら俺のモノを外に出そうと手を動かす。
トランクスに擦れるたびに体に電気が走る。

('A`)「ぅおっ…やめろ…」

もう完全に、体に力が入らない。
内藤にされるがまま、なすすべなく手の動きを見つめる。

そして、内藤によって導かれ、俺のモノが完全に外に出された。


347 :>>1じゃないです:2007/11/24(土) 00:16:18.72 ID:EYUsGGmL0
(;'A`)「や…やめ…」

内藤によって外に出された俺のモノは、真っ直ぐに上を向いていた。
完全に、勃起していた。
男の、内藤によって…。

( ^ω^)「やっぱり、なんだかんだいって…」

内藤が俺のモノを握る。
それに呼応するかのように一瞬ビクっと動く。

( ^ω^)「感じてるんじゃないかお」

内藤の冷たい手に包まれ、俺のモノは意思と無関係にさらに膨張する。
男なのに…どうして…。

(;'A`)「くっ…ぁ…離せよ…」

体は動かない。せめて口だけでもと、抵抗の意思表示をする。
しかし、内藤には届かない。

俺のモノをいとおしそうに見つめながら、ゆっくりと上下にしごき出した。



417 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/24(土) 06:04:09.28 ID:EYUsGGmL0
>>347続き

(;'A`)「うぁっ──…!」

内藤に、男に、俺自身をしごかれている。
頭で感じるのは、嫌悪感。
しかし、体に走る感覚は、快感。

( ^ω^)「ドクオ、可愛いお」

内藤はいつもの笑顔で俺のモノをしごいている。
その笑顔を見て、こいつは本当に内藤なのかと思ってしまう。
しかし、体が感じる快感は、間違いなくこれが現実であることを示していた。

(;'A`)「なぁ…どうしちゃったんだ…や、うっ…やめ…」

容赦なく俺に快感を与え続ける内藤。
自身に熱いモノが集まっていくのがわかる。
このままだと…ヤバイ…

( ^ω^)「ドクオ 先走りの汁が出てきてるお?」

すでに自分でもそれはわかっていた。
いつもと変わらない表情で俺のモノをしごく内藤が…

悪魔に、見えた。



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